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 レイアウトやジオラマの作り方に特に決まりはありませんが、自分が実践している方法をご紹介していきます。
 マニュアルなどと大それたものでなく、あくまで自分がやっていることの備忘録レベルですが、参考になれば幸いです。
 今回はジオラマベースについてです。

 これは、B5サイズの木製パネルの上に作ったジオラマです。
B5サイズの木製パネルに作ったジオラマ
 1/80鉄道模型のジオラマとして初めて作ったもので、端面の処理をはじめ未熟な点が多く恥ずかしいですが、わずかなスペースでも、風景があると模型の雰囲気がガラリと変わって見えます。

ジオラマのベースボードに必要な性能


 ジオラマのベースボードには次のような性能が求められます。

 ①反りが出ないこと
 ②ベース面に木工用ボンドが良く食いつくこと
 ③軽いこと

 ジオラマの製作過程では、木工用ボンドを薄めたものなど、エマルジョン系接着剤の水溶液をジャブジャブかけることが多いため、①と②は絶対に必要な性能です。
 木材は、水分を吸収すると、想像以上に反りが出ます。

 また、製作中や完成後の取扱いの容易さを考えると、③の軽さも非常に重要です。

 条件を満たすものとして、ベニヤ板の裏に角材で枠をつけて補強したものが一般的に使われます。


市販の木製パネルを活用する


 ベースボードを自分で作るのはなかなか面倒ですので、よくこのような市販の木製パネルを活用しています。
市販の木製パネル(表)

 裏面を見ると、四隅の角材がピシッと合っていて気持ちいいです。私は木工も好きですが、この精度で作るにはかなりの気合が必要なので、やはり買うのが簡単でいいと思います。値段もそれほど高くありません。
市販の木製パネル(裏)

 ただ、このパネルは2㎜厚ぐらいのかなり薄いベニヤ板が使われていて弱いため、作りたいジオラマのサイズによっては補強が必要になる場合もあります。
木製パネル(B1)の裏面
 これは大きめのB1パネル(728mm×1030mm)で、製品状態で真ん中に1本補強が入っています。
 ボードが大きくなればなるほど、ジオラマ制作過程で上に手をつきたくなることが増えるので、これだけでは板が割れる不安があり、補強する必要があります。
 枠の工作をきっちりしなくとも、ベニヤ板に何本かの角材を接着する程度でも充分です。

 ここでご紹介した木製パネルは、「ベニヤパネル」や「ファブリックボード」などの商品名で市販されており、さまざまなサイズが取り揃えられています。
 画材店などにありますが、見つからなければ通販でも簡単に入手できます。


ベニヤ板1枚の簡単ジオラマベース


 ベースが反るリスクを承知で、あえて薄いベニヤ板1枚を使う場合もあります。
薄いベニヤ板の上に作ったジオラマ
 鉄道模型のレイアウトなど、より大きなジオラマの中に組み込むことを想定し、補強の枠がない方が都合が良いときにこのようなやり方をしています。
 なお、こうしたベースを使うときは、初期の段階で全面に木工用ボンドの原液を塗って防水を図るなどの反り対策をしています。


ベースボードを自作する(フラットトップ)


 非常に大きなスペースや、市販されていない形のスペースが必要なときなどは、ベースボードを自作します。
 これは、鉄道模型ジオラマ用に自作したもので、台枠にベニヤの天板を張った「フラットトップ」といわれるスタイルで作ってあります。
 サイズは1800mm×450mmです。 
自作ボード(1800×450)
 13mm厚のベニヤ(型枠用などに売っているコンパネ)を使っているため丈夫です。
 ただ、コンパネは安くて使いやすい反面、重量があるため、このサイズで7kgもありズッシリです。

 裏はこのように角材で枠をつけてあります。
自作ボード(1800mm×450mm)の裏
 組み立ては、外枠を組んでからベニヤを張るのではなく、ベニヤの裏に角材を一本ずつつけていく方法が簡単です。
 また、その順番は①→②→③とすべきです。
 感覚的に真ん中の②を最後に取り付けたくなりますが、これはなかなかうまくいきません。両端を決めてからその間にピッタリはまる長さの部材を切り出すのは大変難しいです。


ベースボードを自作する(オープントップ)


 次の例は、軽さと強度の両方が要求されるジオラマを作るために自作したもので、天板のない台枠のみのオープントップというスタイルで作ってあります。
 これもサイズは1800mm×450mmですが、重量は2kgしかなく、上のフラットトップのボードの1/3以下です。
橋梁セクションの台枠
 ちなみにオープントップ構造は中桟がたくさん必要で作りにくいです。
 また、この上に地面を作っていく作業もフラットトップより面倒です。

 好みも関係するでしょうが、私はこのスタイルはあまり使いません。オープントップのメリットがどうしても必要と考えた時だけ作りました。


ジオラマベースの飾り枠


 ジオラマベースに額縁のような飾りの枠をつけると、高級感が出て、作品のレベルが上がったような気になれます。
 完成したジオラマに飾り縁の材料を切り出して接着すればよいのですが、両端を45度に切ってピシッと四角い枠にするには、技術や道具が必要です。
 また、はじめから縁飾りのついた板として市販されているベースボードの上にジオラマを作っていく方法もありますが、売っているものはサイズや形がかなり限定されるうえに、ある程度大きなものになると値段も高くなってきます。

 というわけで、私は飾り枠のあるジオラマをあまり作りません。

 その代り、かなり以前ですが「普通の額縁」をジオラマに使い、ガラスを外して背板の上に直接シーナリーを作ったことがあります。
 ベースとなる背板が薄いので、反りには気をつけなければなりませんが、この方法はオススメです。
 四角以外の形も市販されていますし、うまく補強を入れれば背板の反り対策もできると思います。
  

ベースボードの選び方


 どのようなベースボードを使うかは、模型のジャンルやスケールなどにもよりますが、まずは表現したい風景に必要なサイズから考えればよいと思います。

 構造については、ジオラマの製作過程では、オープントップよりフラットトップの方が絶対に作業がしやすく、また、重量が軽い方が取り扱いやすいという点を考慮します。

 これらから考えると、市販の木製パネルは軽量で扱いやすく、価格も安いことなどから、ジオラマベースとして大変有望だと思います。
 B5~A3程度の手ごろなサイズは練習用にもピッタリで、強くオススメします。

 また、鉄道模型の場合、ジオラマをいくつもつなげて実際に模型を走らせるモジュールレイアウトやセクションレイアウトと呼ばれるものがあります。
 これらは、他の人の作品と規格を合わせ接続しやすくすることで楽しみが広がるため、同じベースボードを使った方がよくKATOカトーのモジュールパネルなどがよく使われているようです。(私は使ったことありませんが…)

 ジオラマ作りの全工程の中で、ベースボードなど基礎部分の作業が一番つまらないので、適当な市販品を見つけて活用し、時間と手間を節約することが効率的だと思います。

 

※今回作例として写真を掲載したジオラマは、自作品ギャラリーなどから製作過程をご覧いただけます。
 興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

次回 : ジオラマの作り方(2) 地形を作る


ご覧いただきありがとうございました。

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2011.03.01(22:43)|レイアウト ジオラマの作り方コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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