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 鉄道模型のレイアウトにどんな風景を取り入れるかは人ぞれぞれの好みですが、私の場合、ちょっと昔の田園風景ははずせません。
 その実現のためには、田んぼをいかに表現するかが大きな課題ですが、現時点での考えをまとめてみます。

 こんな風景を再現できたらなぁ
tanbo03.jpg  ここでは私が一番好きな初夏の田んぼの表現についてマジメに考えてみます。
 この時期の田んぼの特徴は、稲が伸びて一面緑に見えるものの、特定の方向から見ると水面が覗き青空が映っているといった感じです。

 稲の間隔は耕作方法によって粗密の幅がありますが、田植え機は標準的に前後左右30cmの間隔で植えるようになっているそうです。
 HOゲージジオラマの場合、これは約4mm間隔となり、稲の素材の太さを考えるとほとんどびっしり植えた状態になってしまいます。このことから、芝生マットなどをベッタリ貼る工法もある意味本物に近いと言えますが、それではチラチラと水面が覗く理想の田んぼにはなりません。

 田んぼを表現するためいろいろな方法が紹介されていますが、「実際に株を植える」という超絶技法をとった方もおられます。
→>超人その1 超人その2

 これムリ。他の方法を考えます。

 ちょっと脱線しますが、この趣味でHOスケールを選んだ理由は、Nスケールよりリアルな風景が作れそうだからです。私には1/150が工作の限界を超えた縮尺に感じたのです。
 でも以前TVを見ていてハッとしたことがあります。新興住宅地を走るJR車両をヘリで上空から撮ったシーンでしたが、まるでNゲージ車両がジオタウンの中を走っているように見えました。
 このことは、Nスケールジオラマが本物をよく再現していることを逆に示しており、上空からの風景を見慣れていないのでそれに気づかなかったのでした。
 反対に、毎日ヘリで生活している人にとっては上空からの眺めこそ鉄道の風景であり、線路際の目線ではピンとこないなんてこともあり得ます。

 つまりこういうことだと思います。
 「人は自分が見たことがあるものを基準にしてリアルかどうかを判断している」
 あたりまえのことに感じますが、本物をそのまま縮小するだけがリアリティを与えるわけでなく、自分のイメージに近づけることが重要なのだと感じた瞬間でした。

 前置きが長くなりましたが、これを田んぼに応用して手を抜きます。
tanbo02.gif
 絵がヘタクソなのはおいといて、左図のように本当の田んぼは整然と等間隔に稲が並んでいるわけですが、私にはこのとおりに再現することはできません。
 そこで、右側のような自分のイメージを優先し、「見たことがある田んぼ」に見えるようにすることで簡素化を図ります。

 要するに、稲を株ではなく列で表現するというもので、特定の方向からのみ水面が見えるようにするのです。

 実際の田んぼでは、ある方向から水面が見えた場合、それと直角な方向からも同じように水面が見えるはずです。(でもなぜか、直角方向からは水面が見えにくかった感じがするんですよね。これこそ「自分のイメージ」なのだと思います。)
 模型では、直角方向からの視点を犠牲にするという考え方です。

 なおこの手法は、HOミニモジュールの製作で、ある程度手ごたえをつかんでいます。
 
田んぼジオラマの作り方(2) 理論編補足
田んぼジオラマの作り方(3) 実践編1
田んぼジオラマの作り方(4) 実践編2


<オマケ>
 トップ写真の田んぼの隣には川が流れていてこんな水門がありました。
 こういうのがたまらない私って…絶対前世は農民だと思います。
tanbo04.jpg
tanbo05.jpg


ご覧いただきありがとうございました。

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2009.02.05(18:58)|ジオラマ 田んぼのつくり方コメント(6)トラックバック(0)TOP↑
航空写真なのに模型みたいに見える写真集を出していた方がありましたね。
その写真を見ると如何にもNゲージのようにみえます。それが精密感あるシーンに見えるので不思議です。何が違うのかそこに秘密があるのですね。
なんか意味の分からない文章に・・・(^^ゞ

すみませんです。m(_ _)m
From: taka@ * 2009.02.06 10:56 * URL * [Edit] *  top↑

実感とは
こういう考察は大変興味深いです。
車輛模型でもいつも言われていることですが、実機をそのまま縮尺して細部まで全く同じものを作ったとしても、それが良い模型とは限らないということです。

こういうのは「博物館の模型」と言われ、「作品」にするには一工夫ないといけないと言われています。

私は逆に、イメージを強調するにはどういう技法を使うか、というのが難しく思えます。
いくら「こちらから見た角度のイメージで作りたい」と思っても、実際に作業するのは航空写真のように上からみて、平らな図面のようなところに作ってゆくわけで、平面図から立体図への頭の切り替えが出来ないとうまく行きません。

達人と呼ばれる人はその辺のセンスが抜群ですね。

From: 初瀬春日 * 2009.02.06 12:06 * URL * [Edit] *  top↑

思案中
はじめまして。
棚田がモチーフのパイク(Nゲージ)を制作中なのですが、たんぼの水張りまで終わったのですが、田植え真っ最中の風景をどう表現するかで手が止まってしまいました。
らしく、表現できればいいのですがいい方法が見つからず、一番手間のかかる方法に落ち着きそうです。

参考にしたいので、また寄せていただきます。
From: tototo@I * 2009.02.06 23:24 * URL * [Edit] *  top↑

taka様こんにちは
そうですね。その何かにはいろんなものがあると思います。
光線による影のつき方、粒子感、などなど…
私は小さなカーブ半径が不自然なシーンの原因になっているようで、とても気になってしまいます。でもこれを言い出したらレイアウトが作れませんけどね。
From: genchichi * 2009.02.07 10:20 * URL * [Edit] *  top↑

初瀬春日様こんにちは
イメージは人それぞれ違うのでなおさら難しいですよね。
できるだけ簡素化する工程で、「これだけは省略できない」という部分を残していけば、結果的にイメージを強調したことになるのかもしれません。
From: genchichi * 2009.02.07 10:25 * URL * [Edit] *  top↑

tototo様こんにちは
はじめまして。
ブログ拝見しました。すばらしいですね。
私もまさにこんな感じのシーンを思い描いてます。「映りこみ」の効果は歴然ですね。
「植え始めたばかり」「ほとんど植え終わったところ」など、どんな設定にするかで植える総量が決まり、採れる工法もその影響を受けると思います。少ししか植えないなら、かなり面倒な作業でも挑戦する気になりやすいですよね。
こちらこそどんな田んぼができるか参考にさせていただきます。
From: genchichi * 2009.02.07 10:40 * URL * [Edit] *  top↑

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